ソーシャルレンディング初心者必見!5分で分かる基礎知識

近年世界中で大きなムーブメントを巻き起こしているソーシャルレンディング。投資家にも資金の借り手にとっても非常にメリットの多い、革新的な金融商品で、日本国内でも実際に年々市場規模を急拡大させています。
今回は、そんなソーシャルレンディングについて、あらためて基本から解説したいと思います。「ソーシャルレンディングとは」から始まり、金融商品としての特徴や投資の方法、分配の流れまで、初心者の方が必ず知っておくべき内容を簡潔に記述していきますので、是非参考にしてください。

ソーシャルレンディングとは

まず、ソーシャルレンディングとはどのような仕組みの金融商品なのでしょうか。wikipediaで調べてみると

”ソーシャルレンディング(Peer-to-peer lending、Social Lending)とは『ネット上でお金を借りたい人、企業』(ボロワー)と『ネット上でお金を貸したい人、企業』(レンダー)を様々な方法で結びつける融資仲介サービスである。”
引用元:ソーシャルレンディング-wikipedia
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

という表記があります。まさにこの説明通りで、ソーシャルレンディングの仕組みを使えばインターネットを使って融資を実現することができます。現在、国内で運営されている各ソーシャルレンディングサイトでは、ボロワーと呼ばれる借り手が融資を目的として、資金の募集を行っています。

レンダーと呼ばれる貸し手は、このボロワーによって各ソーシャルレンディングサイトで募集が行われている案件に融資を行うことができます。この際、案件の条件もセットで記載されており、融資を行なったレンダーはその条件に沿って決められたタイミングで金利収益を得ることができます。

インターネット上で資金を必要とする企業や個人と、その資金の出し手を結びつける仕組みを総合してクラウドファンディングと言いますが、その点ではソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種とも言えます。クラウドファンディングの中でも、上記のように融資が実行され、資金の出し手に直接利益が分配されるものはソーシャルレンディングに分類します。現在、クラウドファンディング市場の8割がソーシャルレンディングと言われています。

クラウドファンディングの市場規模は2014年度で約200億円と言われており、2012年度の約70億円から3倍近くに拡大しています。これを牽引しているのがソーシャルレンディングで、現在は更に大きなマーケットを形成しているものと思われます。

なぜいまブームとなっているのか

では、ソーシャルレンディングはなぜ今日本国内に留まらず世界中でブームとなっているのでしょうか。それはやはり、投資家への「条件の良さ」が一番の要因です。ソーシャルレンディング投資の特徴を一言で表すと「少額から、短期で、高収益」となります。

まず、ソーシャルレンディング投資では必要な元手が非常に小さく、多くのソーシャルレンディングサイトでは1万円からの出資を受け入れています。これは前項で述べたクラウドファンディングの仕組みが大きく影響しています。ソーシャルレンディングでは、資金のニーズがある借り手に対して、インターネットを通じて不特定多数の投資家から資金を集めることになりますので、一人当たりの出資金が小さくても合算すれば法人や銀行と資金量で張り合えるわけです。

また、ソーシャルレンディングでは出資を行ってから分配を受けるまでの期間が非常に短く、出資金の満期自体も短く設定される傾向にあります。出資を行った翌月から金利分の分配が行われるケースが主流で、少し長いものでも四半期に一度は分配が行われます。満期については、1〜3年に設定されていることが多く、早期償還の事例を含めると2ヶ月程度で完済されたという案件もありました。

最後に、最も重要な金利についてですが、一般的に5〜14%と言われており非常に魅力的です。その上で、株式投資やFX投資のように収益に大きく個人差が出るタイプの金融商品ではありませんので、ボラテリリティは小さく抑えられています。期待されている利回りだけを見れば銀行の定期預金や国債などとは比較になりませんし、REITなどでも3〜5%と言われていますので、ソーシャルレンディングの支持率が急上昇しているのも納得ですね。

投資した資金はどう使われるのか

ソーシャルレンディングで私たちが投資を行った資金は、どんな融資先によってどのように使われるのでしょうか。この融資先が支払う融資金利が、私たちの分配金の源泉になるわけですから、気になるのも当然ですよね。

まず、このソーシャルレンディングの融資先事情を理解するには、既存の金融機関の動向を知る必要があります。日本国内では、消費者金融が世界各国と比較しても非常に発達していることもあり、個人向けの融資というのは現在ソーシャルレンディングではほとんど扱われていません。一方で、企業向けの融資は盛んに行われています。これはソーシャルレンディングが、これまで企業向けに融資を行ってきた銀行の機能を補完する役割を担っていることを示しています。

高度経済成長期に、積極的に成長企業に融資を行い、日本の大躍進の立役者としても語られることの多い銀行ですが、バブル崩壊後の不良債権問題などに悩まされ、また国からの締め付けもあり、近年では企業に対して機動的に資金を供給することが難しくなっています。

例えば、設立から期が浅く、財務的な実績が伴わない企業や、返済まで1〜2年未満の短期融資などは、特に銀行では対象外となることが多く、借り入れの完済が十分可能な企業が事業運営に必要な資金を獲得できないケースは非常に多いと言われています。また、融資に際して担保を要求することが通例なのですが、銀行からは多くの場合、担保価値の70〜80%までしか融資が受けられないようです。

こういった、返済可能性は高いけれども、銀行のレギュレーションやビジネスモデル上、融資が受けられない企業の受け皿となっているのがソーシャルレンディングです。ソーシャルレンディングの方が銀行の融資よりも、圧倒的に借り入れ時の金利は高いですが、それでも申し込みが後を絶たないのはこういった理由からです。借り入れの金利が高いということは、投資家へも高い利回りで分配できるということを意味します。

ソーシャルレンディングの融資先の安全性や収益性について、もっと知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。銀行との違いなどもさらに詳細に解説しています。

ソーシャルレンディングの投資の流れ

先にも述べましたが、ソーシャルレンディングで借り入れを行いたい企業は、各ソーシャルレンディングサイトで口座開設を行った投資家ユーザーにインターネット上で出資を募ります。その際の告知は、各サイトやメールマガジンで行われ、募集は1ヶ月程度行われます。

現在ではリピーターが非常に増えており、人気の案件は募集開始後数分で出資枠が埋まってしまうこともあるようです。また、各ソーシャルレンディングサイトは定期的にキャンペーンを実施しており、夏と冬のボーナス時などに通常より高い利回りの案件を掲載したり、出資に応じてキャッシュバックを行ったりと、投資家へのアピールを行っています。

ソーシャルレンディングの注意点

ここまで、ソーシャルレンディングの良い側面にフォーカスして解説してきましたが、ここからはリスクや注意点について記述していきます。ソーシャルレンディングをこれから始めるという方には是非知っておいていただきたいいくつかのポイントがあります。

まず、ソーシャルレンディングの投資には元本保証がついていないことに注意してください。運営各社はそれぞれ融資先から担保を確保していたり、案件に保証会社を付けて貸し倒れのリスクを抑える努力はしていますが、皆さんが投資した案件の融資先が返済不能になった場合、投資元本を割って分配が行われる可能性もあります。これまで、業界全体を通して案件の元本割れというのはほとんど発生しておらず、実際に被害を被った投資家はほとんどいないとされていますが、今後絶対に貸し倒れが起きないとは言い切れませんので、認識の上投資を行うようにしましょう。

また、融資先が非開示になっていることも大きな問題です。現在、国内のソーシャルレンディングは貸金業法という法律による規制を受けており、この法律に則って運営を行うと、投資家が募集されている案件の具体企業名を知ることはできません。この貸金業法の意図は、債務者保護を目的としたもので、貸金業の免許を取得していない不特定多数の投資家が、融資後の回収業務などに干渉することを防ぐものです。

募集案件の詳細ページには、業種や資金使途、所在地などの基本情報は記載されていますので、投資家個人でもある程度は案件の投資判断を行えるようになっていますが、融資先を特定できるほど豊富な情報は掲載できませんので、運営会社の審査能力が問われます。

ソーシャルレンディングの種類

最後に、実際にこれからソーシャルレンディングを始めることを決意された方向けに、ソーシャルレンディングサイトの分類をご紹介して結びに代えたいと思います。まず、国内のソーシャルレンディングの概況ですが、不動産融資を専門に行うソーシャルレンディングサイトが大きなシェアを占めています。なぜ不動産融資の比率が高いかというと、不動産の取得には多額の元手が必要で、資金需要が旺盛だからです。

メザニンローンがその一例です。不動産業界では物件を取得する際に、このメザニンローンという資金調達手法がよく使われます。これまでメザニンローンを引き受けることで大きく利益をあげてきたのが、国内投資ファンド等の資金量の多いプレイヤーです。ソーシャルレンディングの仕組みを用いることで、高収益を実現してきた投資ファンドと同じスキームでの融資が可能となっています。高収益を実現できるということは、投資家への分配利回りも高くなりますので、期待が持てます。不動産融資専業であれば、ラッキーバンクやトラストレンディングが利回りが高く人気です。

また、不動産融資案件と企業向け融資案件のどちらも取り扱っているソーシャルレンディングサイトも存在します。やはり、不動産融資案件の利回りが高いからといって業種を絞りすぎるのは分散投資の観点からも危険です。不動産マーケットの動向に投資資金の収益や安全性が左右されすぎるからです。その点、みんなのクレジットであれば条件の良い不動産融資案件と企業向け融資案件がバランスよく募集されていますので、安心です。

加えて、国内案件だけでなく海外の融資案件にも目を向けるようにしてください。クラウドクレジットでは、世界中の様々な種類の融資案件の募集が行われています。国を跨いで企業や個人に融資を行うことが可能ですので、分散投資の観点では最適なソーシャルレンディングサイトです。また、新興国などの凄まじい経済成長を資産運用のリターンに取り込むことができます。仮にある国の経済成長率が10%だとしたら、融資金利に10%上乗せしても問題なく返済できるということになります。つまり投資家への分配金も10%上乗せされるわけで、こういった国の融資案件もポートフォリオに組み込んでおきたいものです。

いかがでしたでしょうか。検討中の方は、是非それぞれのサイトを訪れてご自分の目で確認してみてくださいね。

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